[S9-1-6] 生物多様性フットプリントの評価指標の開発

 サブテーマ6では、木材などのバイオマス資源の消費が、国際貿易を介して生物多様性にどの程度の影響を与えているかを評価する新しい指標「生物多様性フットプリント」の開発を行なっています。

 私たちの生活は大量の食糧や木材などを海外から輸入することで成り立っています。こうしたバイオマス資源の生産は、森林伐採や土地利用の改変などを伴うことから、周囲の生物多様性に多大な影響を及ぼしていると考えられます。言い換えれば、私たちはバイオマス資源(またはその生産に必要な土地)を輸入し、環境問題を海外に輸出していると捉えることができます。このため、サブテーマ6では、エコロジカル・フットプリントの考え方を拡張し、国際貿易を介した生物多様性へのインパクトの指標である「生物多様性フットプリント」を新たに開発します。特に、木材消費(森林伐採)にまずは着目し、下記の3段階に分けて指標開発を行なっています。

 1. 木材の国際貿易関係の解明
 2. 木材の生産量と森林伐採域や土地利用の関係の解明
 3. 森林伐採に伴う生物多様性へのインパクトの定量化


【メンバー】
金子 信博(横浜国立大学 教授)
松田 裕之(横浜国立大学 教授)
本藤 祐樹(横浜国立大学 准教授)
古川 拓哉(横浜国立大学 ポスドク)
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