[S9-4-2] 湖沼における生物多様性損失・生態系劣化の評価

陸水・湖沼チーム
     
湖沼では、ある時を境に急激に状態が変化し、その後元に戻ることがほとんど不可能という現象(カタストロフ的レジームシフト)が起きやすいことがわかっています。つまり、一度生態系が劣化すると、回復させるのは非常に困難なため、事前に変化を防止することが特に重要です。
湖沼チームは湖沼生態系とその劣化の駆動因に関する情報を集め、データベースを作成します。生態系を変化させる仕組みを解明し、特定の駆動因に影響を受けやすい生物や、生物多様性の指標となる生物群の整理を行い、適切な指標を見つけます。さらに、湖沼の水質や生物について長期にわたり蓄積されてきたデータを使い、生態系が跳躍的に変化する転換点(ティッピングポイント)を検出します。種の保全の観点から優先的に保全すべき湖沼の選定を行います。

      茨城県 霞ヶ浦
      (撮影:大東正巳)
                            

メンバー        
西廣 淳(東京大学)
                                        
協力研究者
角野 康郎(神戸大学)
志賀 隆(大阪市立自然史博物館)
高村 典子(国立環境研究所)
小熊 宏之(国立環境研究所)
赤坂 宗光(東京農工大学)
松崎 慎一郎(国立環境研究所)


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